荒磯を彩る花

野山にて:12月

アゼトウナ(畔唐菜)キク科アゼトウナ属

2018年12月18日:南紀の実家滞在の数日間で、貴重な自由時間が数時間ほど・・・

山より海が近いので、崖を降りて磯海へ行ってみた。

荒々しい岩場に黄色の花が咲いている・・アゼトウナです。

冬の空と海を背景に、鮮やかな黄色の花を眺めていると、澱んだ疲れが薄らいていくようだ。

志摩半島から紀伊半島に自生する、キイやキノクニと呼ばれる種の1つに、キイシオギクがあります。

イソギクとシオギクの分布域の中間地域に自生し、形態も中間的なようです。

花びらのない黄色い筒状花が岩上を点々と彩る、紀伊半島のひとこま

ぽつんと・・・ひと株、ひと花。

キイシオギクが咲く斜面を上がると・・・

水仙が咲き、暖かな冬晴れの南紀らしい光景です。