大岩ヶ岳周辺ぐるっと周回

▸兵庫県の山(丹波・因播・北摂・宍粟)

千刈ダム湖畔

2017年9月2日(土)晴れ 単独

やっと秋めいてきたので、以前から気になっていた道が何処に繋がるか行ってみることに・・

千刈水源地Pに着くと車が一台も停まっていない。土曜なのに珍しい。

東山橋から沢筋沿いのアップダウンの少ない道を進む。

いくつかの分岐を過ぎ、いつもの休憩場所で一休み。風が心地よい。

この上の尾根筋から、大岩ヶ岳方向に歩くのが本日の予定です。

川下川ダムを通る、新名神の高架工事を右手に垣間見ながら歩く。

低灌木の尾根から北方向に進むと、植林と雑木が混ざりあう素朴な雰囲気の道になる。

展望の開けた場所で昼食にする。北摂の山々の眺めです。

 

新名神工事中の川下川ダムが垣間見える尾根道

  

杉植林と雑木の間を縫う素朴な道・・展望の開けた尾根筋でお昼休憩

山座同定はさっぱり?だが、山の緑と青い空、ふわふわと浮かぶ白い雲を眺めながらの昼食タイム・・・静か。

先に進むと見覚えのある尾根に合流し、ほどなく丸山湿原の周回路に出る。

東大岩に登ろうかとも思ったがパスし、千刈ダム湖畔へと降りる。

道があるようで不明瞭な薄暗い植林帯を降りると、これだけ雨が降らないのに満々と水をたたえた湖畔の上にでる。

蝉の鳴き声を聞きながら、岩に腰かけてノンアルタイム。

大岩ヶ岳周辺は幾つもの道がありますが、このダム湖畔沿いの道は、いつ来ても誰にも逢わない。

なので静寂感だけは、たっぷり味わえます(^.^)

大岩に絡みつく古木や苔、羊歯などが醸し出す趣は、山頂付近とはまた違う趣があります。

 

猪のヌタバもカラカラ。水源地への道に合流し進んでいくと・・・あれ?こんなとこに!

ヒナノシャクジョウが数本散らばっている。さっさと戻るつもりだったのですが例の虫がムズムズ

ひょっとしたらホンゴウソウもあるはず。周辺を探してみると・・・あった~!

この山域で、ホンゴウソウを見るのは初めてなので嬉しいなぁ♪

 

本日のおまけは、とても小さな植物でした。水量の少ないダムを見ながら駐車地に戻る。