雨露ためて首かしげ・・ナンバンギセル

花の記野山にて:9月

ナンバンギセル (南蛮煙管)

 

そろそろナンバンギセルが咲いているだろうと、昨年と同じ場所に足を運ぶ。

ススキなどが繁る草地に分け入ると・・探さなくても俯き加減の花がわらわらと咲いていた。

あまりの数に嬉しいのを通り越してしまい、ただウロウロと歩き廻る。

この大群生のなかから、コトン♪と、琴線に触れる花を探します・・これが楽しい。

なに想うかのように首を傾げた姿から古名は「思ひ草」

時おり秋雨がそぼ降り、沁みじみ感漂うなかで向きあう ”思ひ草” の佇まいがいい。

 

 

蕾と花後

 

雨露が溜まり、素敵な南蛮グラスになっていました・・どんな味かなぁ💧

覗きこんで…眺めて…よう遊ばせてもらいました。ありがとう^^

 

 

2021.9.4