ウメバチソウ(梅鉢草)ニシキギ科(旧ユキノシタ科)
季節が変わる毎に足を運んでいた秘めやかな湿原も、今年は秋の花の時季になってから、やっと…
青草が枯草色になった湿原では、鮮やかな黄色のスイランが咲き秋風に揺れている。
周りを見渡すと、白い点描の如くウメバチソウが咲いていた。
まだコロンとした蕾も多いなか、開花した花~花と辿りながら撮って眺めて…。
やっと散策が気持ちいい時季になりました。
▽梅鉢紋に似る白い花弁と薄緑の条線 5個の雄蕊とその間に糸状の仮雄蕊 柱頭が4裂する雌蕊の花柱と球形の子房と…
一つひとつの造形の美しさが相まって、清らかさが際だっています。
右の花は、雄蕊が子房から5本とも離れ受粉後なのか 雌蕊が花粉をだしてますが、左の花は1本の雄蕊が離れたばかり。
▽ひと花ひと花 おなじ姿はなく味わいがある^^
▽移動した山麓の湿地も見頃でした。
スイラン(キク科)
10月20日:神戸、宝塚