渓谷沿いで センダイソウ

花の記野山にて:10月

センダイソウ  (ユキノシタ科)紀伊半島~四国~九州の中央構造線より南の湿った岩場に生育する多年草(ソハヤキ要素の1つ)

 

今日は、もう1つ会いたい花の生育地に寄り道しながら神戸に帰ります。

山間部の道より海沿いの道を選んだら、日曜だからか少し混んでいて現地到着が14時ごろと遅くなる。

長靴に履き替えて渓谷沿いを進むと…お~! 橙色の葯が鮮やかなツンツンの雄蕊が目に飛びこんできた♪

はじめましてセンダイソウ。大文字草のようでもジンジソウのようでもない豪華さを感じる花。

葉は地域や個体などで差があり、切れ込みや形など多様のようです。

この岩壁だけでも葉に個体差がありましたが、ついつい雄蕊がゴージャスな花のほうばかり目がいってしまう。

いい趣の渓谷沿いなので、しばらく散策したかったが帰路も3時間ほど走るので断念する。

ちょうど見頃の開花時期に来ることができてよかった^^

 

下側の大きな花弁が三枚の花。簪のような雄蕊といい渓谷の貴婦人のようです(*^^*)

下側の大きな花弁から開くんですね。

線状の花弁が解けかけ

もうすぐ全開

10月19日:紀伊半島