この谷が好きで過去数回、5月の中旬~下旬に訪れていましたが・・
今年は残雪が多く1週間ほど遅らせる。
諸々の事情で急遽、日曜から土曜にオフを変更したのですが、奈良・大阪・神戸と5名の山仲間の参加です。
車3台で鳥取県若桜へと向かう。今までソロで歩いたコースを6名で賑やかに歩きます。
■2011年6月4日(土)曇り/晴れ 6名
■響きの森P~仙谷登山口~仙谷~仙谷分岐~甑岩~氷ノ山山頂(1509.8m)~氷ノ山越~響きの森P
以前は仙谷登山口近くの空き地に駐車していたのだが、今日は三台なので響きの森Pに駐車する。
トイレをお借りしたときに仙谷の様子を聞くと、28日から後は判らないらしい。
下山後に、谷の倒木や残雪の様子を教えてくださいと云われたので了解して、登山口へと向かう。
仙谷登山口:10:00 杉林を抜け、スキー場から谷に向かう。ワラビが生えているのを見ると思わず手が・・
緑溢れる仙谷に入るとブナ・栃の大木が雄々しく聳えたち、足元には小さなタチカメバソウの白い花が涼しげに咲く。
深い谷筋を登り詰めていくにつれ、倒木が多くなる。左岸、右岸の
斜面の残雪の上を土や枝が覆っており、まだガチガチに固まっていた。
すっかり記憶が薄らいでいたが、歩くにつれ断片的に思いだしてきた。
仙谷は、この季節しか歩いたことが無いのですが、深いV字谷が醸しだす自然美が素晴らしい♪
蒸し暑いかなと思いきや、谷風が気持ちいい。
早い時間に登られたんですね。数人の下山者と出逢う。
葉に特徴があるミヤマカタバミの変種、ヒョウノセンカタバミが足元に咲く。
鹿に食べられた株が多かったですが、何箇所か群生が咲き残っていました。
この谷の妖精のような清楚な純白の花サンカヨウ・・透きとおるような白さが美しい花。
今冬の大雪の名残が何箇所も残る谷
左岸の鎖場の岩を乗り越えて・・
尾根上に出ると涼しい風が吹き抜ける。気持ちいいね~。大岩鏡やユキザサが咲きブナ林が拡がる。
チシマザサの根元にも目がいってしまう(笑)
スズコを採りながら県境尾根を甑岩~山頂へとむかう。
手にはスズコの入ったビニール袋を提げて・・^^
山頂の避難小屋が見えてきた。大勢の登山者が憩う山頂に13:10着。
風が気持ちいいので小屋横で、遅い昼食タイム。
昼食後に2階休憩所から三の丸方面を眺めながら・・
3か月前に来たときは真っ白な雪原だったなぁと雪山を懐かしむ。
冬季は、あの笹の上を歩いたんだ^^
帰路は氷ノ山越から木原八丁~響きの森へと・・後ろを振り返ると甑岩の奥に山頂
県境尾根も素晴らしいブナ林の中を歩きます。避難小屋の建つ氷ノ山越で一休み。
東(右)は兵庫県側への道・・左(鳥取側)の道を下る。
3月に雪で埋もれた斜面を滑り降りた場所です。あのときはお地蔵さんは雪の中だったね。
ブナの根元にユキザサが咲く
キャンプ場を抜け響きの森Pに16:30に戻る。
帰りは、いつものお決まり「道の駅みなみはが」に立ち寄ってから帰路につく。
参加の皆さま、お疲れ様でした。
後でわかったのですが、宍粟の山で何度かご一緒したOAPさんと山仲間の方達も登られていたそうです。
ニアミスでお逢いできなくて残念!!
また兵庫北部のお山でバッタリ~を楽しみにしています。