2011年4月10日晴:毎年、恒例になっている18切符花の山旅
福井県の文殊山(365m)に行ってきました。
昨年までは今庄の藤倉山だったのですがが、文殊山の方が少し花の開花が早いようだ。
JRの車窓から見える藤倉山の斜面は、まだ残雪に覆われてる。
さて、こちらの開花状況は?ですが、7日あたりから開花し始めたらしい。
18切符利用期限ぎりぎりの日曜は幸いにもお天気にも恵まれ、申し分ない花旅日和(^^)
電車なので泡アワ、おつまみにイカナゴ、アオリイカの一夜干しも持っていこう。
まるで大人の遠足ですや^^
大阪組2名・奈良組3名・神戸1名が敦賀行き快速に乗り合わせ、北陸線に乗り換え北鯖江駅に10:36着。
駅から徒歩数分の北陸道の高架を潜り、橋立山コースの登山口に向かう。
登山口には酒清水という名水があり、地元の方が水を汲みに来られていた。
どちらから?「奈良、大阪、神戸から」~気さくに声をかけてもらえ気持ちいいスタート。
植林から雑木に変わる落葉床に春蘭があちこちに咲いている。
ごく自然な里山の姿を味わいながら、テクテク。
咲き始めた山桜の色がやさしげ
登りつめたら橋立山(216.3m)アベマキなどに囲まれた山頂です
進むにつれカタクリ街道に♪木々を仰いだり、しゃがみこんだり・・なかなか進まない。
緩々と歩を進めて、程なく奥の院(大汝山350.5m)正観世音菩薩が祀られています。
胎内くぐり・・潜った後で説明板を読むと↓
登山道沿いにはベンチも設置されていて、花畑を眺めながらのお昼休憩をとる。
まだまだ続くカタクリロード。もう満腹、大満足^^
お昼頃には気温も上がり、お花達はツンと反りかえってきた。
文殊山(大文殊)に着くと、花まつりがおこなわれていて甘茶のおよばれ。
甘茶飴も・・・懐かしい甘さで美味しかった。
山城跡からは北陸の山々の眺望がいいようだが、この日は霞がかかり白山がぼや~と見えただけ。
文殊支利菩薩が祀られている、本堂にお参りして下山にかかります。
地元の方から旧道の方がいいよと教えて頂き、二上コース途中から左へ分かれる道を下山する。
こっちも凄い!いち面のカタクリです。
途中から半田コースへ・・・静かな、いい雰囲気の里山らしい道でした。
林道沿いも色々な花が咲き、山肌に目を奪われながら里に降りる。
紅葉のような芽吹きの奥に白山が♪
初めて訪れた文殊山は、北陸の里山の素晴らしいところがギュッと詰まった山でした。
こんな裏山が近くにあったらいいのになぁ^^
地元には、こんな言い伝えがあるそうです。
1回目は知恵を授かりに・・2回目はお礼に・・3回以上いくと馬鹿になる。
私は1回目なので知恵を授かったのかな^^ いつかお礼に来ないと!
大人の遠足にご一緒していただいた皆さん、花の山旅とても楽しかったです。
JR北鯖江-橋立山登山口-橋立山-文殊山-大文殊-JR大土呂駅(メモ)