花の記野山にて:4月

妖しい魅力・・クマガイソウ

クマガイソウ(熊谷草)ラン科アツモリソウ属

 

4月20日 // 不思議な花姿のクマガイソウを見たのは、宍粟の山と鈴鹿の山でしたが・・

なんと我が家から車で1時間30分ほどの里山で見ることができました^^

地元の山仲間さんの案内で、懐かしい山仲間達と一緒に新緑覆う里山をのんびりと歩き、クマさんの住む場所へ・・

今が見頃のクマガイソウは、木漏れ日を浴び、不思議な…妖しげな…魅力を醸し出していた。

まるで踊り子のようだ^^

ふわふわの袋状の唇弁が個性的・・窪んだ穴から蜂などの昆虫が入ります。

入った穴からは出られず、上の方にゴソゴソと移動し葯の花粉を体に付着するのだとか・・

この唇弁を、熊谷直実(くまがいなおざね)の母衣(ほろ)に見立てたのが名前の由来だそうです。

熊谷直実に討たれた平敦盛にたとえられたのが”アツモリソウ” 蘭の歴史ですね^^

自生地から一部を移植し、地元の方達が大事に保護されています。

土曜の予定が雨で中止になり、延期したおかげで開花して間もない、初々しい花を見ることができました。

クマさんと懐かしい山仲間にも逢え、来てよかった..逢えて嬉しい里山歩きでした。ありがとう♪