大甲山

▸兵庫県の山(丹波・因播・北摂・宍粟)

2010年11月9日曇り/霰/晴れ

野尻登山口~p694~p871~大甲山(1035.3m)~荒尾山(1108m)~p871~林道~登山口


日曜に行こうと思っていた宍粟の大甲山、雑用のため今日になったが北部の方は天気がいまいちなよう。

でも山の紅葉は見頃だろうと7時前に我が家を出て中国道を西に走る。

山崎ICを出ると平日なので少し渋滞・・29号線を鳥取方面に向かうほど行き交う車が少なくなる。

29号線沿いにある野尻バス停を左折、集落を抜けると・・

獣避けのフェンスが設置されているので扉を開けて林道に入る。

ぐんぐん高度を上げ進んでいくと分岐の右側が林道工事中・・山腹を削る林道工事は複雑な気持ち。

林道を左に曲がると東側の展望が開けて前方の山々がよく見える。

斜面の黄紅葉がすごく綺麗です。

路肩に駐車し、さぁ出発という頃に灰色の雲が空を覆う・・・不安定な空模様。

▼登山口(9:00)   ▼自然林の急斜面を登ると露岩混じりの尾根に

登山口 尾根

▼渋い風情のコナラ林の斜面を登ると ▼斉木からの道と合流する

尾根 斉木との分岐

北側斜面の自然林は、しみじみと眺めていたいくらい素晴らしい秋風景。

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風が強く、落ち葉が舞う山ん中を落葉を踏む音と熊鈴の音だけを耳にしながら、ふかふかの落葉斜面を登っていく。

暗くなってきたなと思ったら霰が降ってきた。こんな時は1人だとうら淋しい。。。

でも霰も風も気にならなくなるほど、周囲の秋彩に目を奪われる。

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広い尾根を登りきると大甲山と荒尾山との分岐地点にでる。案内板もあって判りやすい。

ここから2分ほどで大甲山山頂。(10:12)

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南~西側が開けていますが、生憎の天気でどんより^^;

▼大甲山山頂(1035.3m)

真っ赤なドウダンツツジの紅葉に、ちょっとだけ温もりを感じたがじっと立っていると寒い。。

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天気が悪いので、さっさと下りようかと迷ったが荒尾山まで30分と書いてあったので西へと進む。

こちら側の北斜面はブナが多く、さらに好い趣。ここもいいなぁ♪

荒尾山の斜面は赤い色が引き立って綺麗です。

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荒尾山山頂(1108m)10:40

植松山への稜線が続き、南側に鳥ヶ乢からの道・・いつかトリガタワからも登ってみたい。

霰が降り続くので、ゆっくり休憩していると体が冷えてきた。

道の駅で買った巻きずしを、そそくさと食べて下山にかかる。

荒尾山山頂 
落葉斜面の下りは早い。おや!青空が覗いてる。登るときより心なしか山んなかも明るくなってきたかな。

早く下りるの勿体ないなと思うが、熊さん怖い。。。

同じ場所を戻っているのに陽射しの加減で、また違う雰囲気が味わえた。

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樹々の間から虹~\(^o^)/(写真では判りづらいですね)

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お日さまが顔を出すと黄葉がひときわ映えてきます。

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こんな素朴な尾根をカサコソと歩く
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林道沿いの登山口に12時03分に戻る。朝とは、うってかわって青空が広がっている。

林道から・・・今日一番の展望でした(笑)

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▲登山口周辺の黄紅葉・・・憎らしいほど空が青い

下山時間が早かったので中国道は通勤割引時間外・・・和田山周りで帰りましょう。

北上するほど周囲の山肌が錦秋色♪ 大屋近くになると天滝の案内が目に入る。

久しぶりに寄ってみようと、天滝方面に左折する。

駐車場から天滝まで1k余りなんだけど、何故かしらん山を歩くよりしんどく感じる(-_-)

渓谷沿いを過ぎ新しくなっている階段を登りきると、天滝が全貌できる場所に・・。

ほお~凄いですね~。ほんとに天から流れ落ちてくるようです。
 
天滝
秋は峻嶮な岩場の紅葉と水爆のコラボが圧巻ですね。

数枚写真を撮りおえ、駐車地に戻り帰路につく。

どっぷりと宍粟の山の黄紅葉に浸かった一日だった。