キノクニスズカケ(紀国鈴懸)オオバコ科クガイソウ属
お彼岸に合わせて南紀に21~24日まで帰省してきました。
日曜は大雨と強風の為、生い茂った庭の雑草とは23日に格闘することに。
今夏の少雨と酷暑にも枯れずに元気なのは雑草だけ…父が生前に育てていた海老根類は根腐れして全滅。
帰省の度に時間があれば南紀の山に登れたらと思うのですが、大概は草抜き等に追われてしまう数日間…。
この時季なら和歌山県の古座と串本だけに自生するキノクニスズカケが咲いてる頃だろうな。
前回とは別の自生地を探してみたく、帰神する日に寄り道して2時間ほど散策歩き。
やっとカメラの出番^^ キイジョウロホトトギスは固い蕾(開花時期 10月上旬頃)
この様子では朝熊竜胆とチャボホトトギスは、まだ開花してないだろう。
山道を登る体力もないので、ぶらぶらと山麓を散策する。
嬉しい事に2箇所の自生地が見つかり咲きはじめた清楚な花を観察できて、スッキリ気分で帰神の途につく。
9時過ぎに実家を出て我が家着は18時過ぎ…あ〜しんど
▽ 光沢がある互生の葉の葉腋に1個づつ円錐形の花穂をつけています。
2個の雄蕊が花筒から突き出ている花。半分ほどの開花状態の花が好きかな^^
9月~10月が開花時期とのこと。咲き終わりの花と先端まで開花した花もあり…。
崖の上を見あげると…見事な群落! 近寄れないので一枚だけ撮ってみた写真がボケてる(^^ゞ
▽北側から眺める双耳峰の岩山(流紋岩質) 「嶽の森山 376m」画面中央が雄嶽(上ノ峰)と左に雌嶽(下の峰)
流紋岩の岩斜面にイワヒバがビッシリ!
まだ咲いていました。シチョウゲの花
キイイトラッキョや熊野川沿いに咲く野菊類も、いつか見たいものです(願)
9月24日:南紀