花の記野山にて:6月

キヨスミウツボ

キヨスミウツボ(清澄靭)ハマウツボ科

 

落葉や枯れ枝覆う苔岩斜面にキヨスミウツボの花が散らばるように咲く雨後の裏山。

アジサイ類、カシ類の根に寄生する寄生植物で葉緑素を持たなく、落葉に埋もれている姿は茸のよう。

変なの生えてるわ…と、初めての出逢いは30年ほど前…今も変わらず不思議な空間を醸しだしてます。

無香と芳香型があり、今まで何度も嗅いでみては無香かなぁと思ってたのですが…

花と鼻がひっつくくらいに嗅いでみると、ジャコウ(ムスク)のような?微かな香りがした。

発酵した落葉の匂いか花の香りかは微妙ですが…

 

咲きはじめは透きとおるような白色

開花が進むと白~黄色っぽく変わってきます。

岩穴を覗くと…

苔岩の棲みか

戻りすがらにシコクママコナ(半寄生植物)・・・今年は例年より少なく感じた。

 

6月26日:裏六甲

 

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