オバタケダン

▸京都府の山(北山・丹後)

■2010年10月24日(日)曇り/雨

大及林道ー棚野坂登山口ー旧堀越峠ー棚野坂峠ーオバタケダン(729m)ー六地蔵ー堀越峠ー登山口

Mさん企画の若丹国境尾根に位置するオバタケダンを11名で京都美山側から歩いてきました。

オバタケダン?はてオバちゃんが登る山?・・・ぴったりやん(笑)

オバタは小畑かな~ダンは平らの呼び名のようです。

現地まで自車で行くので地図を見ると、堀越トンネル周辺なんですね。

無料の舞鶴若狭道~高浜IC~名田庄経由でいきましょう。

堀越トンネルを京都側に抜けて直ぐの左手に大及林道入口・・はやSちゃん車が先着している。

大阪組が到着するまで川沿いを散策・・朝のひんやりとした空気が心地よい。

4台が合流した後、大及林道を(ガタガタ)棚野坂登山口まで入ります。

林道脇に小さな道標があり、落ち葉で埋もれた細い道を登っていく。

色づきはじめの木々が落ち着いた風情です。

▼棚野坂登山口(9:22) ▼棚野坂峠(10:00)

登山口 分岐 

峠からは歩きやすいトレイルが緩々と伸びています。

まだ黄紅葉が彩る前の、落ち着いた風情を心地よく感じながら、 のんびりと足を進める。

尾根 斜面 
知井坂との分岐周辺もいい風情。いつか知井坂からも歩いてみたい。
緩やかに拡がる斜面を登りつめると前方が切り立ったオバタケダン山頂につく。 (10 :50)
 
知井坂との分岐 オバタケダン下 
 
▼山頂手前 ▼山頂では山仲間の素敵なサプライズ♪ Sちゃん、Yちゃん、おめでとう~
 
オバタケダン ケーキ入刀

オバタケダンからの展望

展望
 
 今にも雨になりそうな空模様。風を避けて山頂下でお昼休憩をし、下山にかかる。 
 
山名プレート 10m24obatakedan-054.jpg
 
山腹を巻く古道はブナ混じりの樹林帯がとても素晴らしい・・岩鏡の葉が斜面を覆う。
 
目を上に転ずれば、うっすら黄葉の若いブナが立ち並ぶ。
 
カサコソと落葉を踏む音が心地よい。11名で歩いていても静けさが漂う道。
 
ブナ林 古道

帰路は六地蔵に立ち寄る。杉林のなかに六体のお地蔵さんが祀られています。

遠い昔、峠越えの人達を見守ってこられたお地蔵様。今は登山者をほっと和ませてくれているようです。

▼説明板

案内板 六地蔵案内板

▼六地蔵(12:00)

六地蔵 

こんな木も・・・天然透かし彫りの芸術作品。

枯れ木 透かし彫り

林道に出ます。ガードレールの隙間から山仲間が覗く^^

道沿いの斜面に咲く竜胆の花・・・今日、初めて撮った花だ。

林道へ りんどう

13時過ぎに駐車地に到着。

下山時に小雨がぱらつく程度で、ゆっくり歩いても早い時間に下山できました。

下山後はMさん達6名で青葉山山麓にある北陸第一番札所中山寺に立ち寄りました。

仏フェチのMさん情報で御本尊、馬頭観世音(重要文化財)が三十三年目の御開帳とのこと・・こんな機会で無かったら訪れることも無かったでしょう。

私達だけの貸切の見仏。本殿の慈悲深いお顔の馬頭観世音と対峙する、緩やかに流れる時間。

山と仏像とで世俗の垢がすっきりと流されたようです^^

帰路の舞鶴若狭道では本降りに・・・愛車の汚れも雨で綺麗になったかな。

企画していただいたMさん、同行の皆さん、ありがとうございました。

▼中山寺:高浜和田海岸を背景に ▼馬頭観世音像(フラッシュ無しで撮影許可済)

10m24obatakedan-110.jpg 馬頭観音坐像